石狩管内郷土芸術祭文芸交流大会をサポートして

石狩管内郷土芸術祭文芸交流大会をサポートして

今回は、私たちe-city-pがサポートした「道民芸術祭兼、石狩管内郷土芸術祭文芸交流大会」についてお話しします。このイベントは、短歌、俳句、川柳の団体が集まり、作品を通じて交流する場です。私たちe-city-pは、ステージに映すスライドの準備と音響のオペレーションを担当しました。急な依頼でしたが、チームの力を合わせて無事に成功させたので、その様子をお伝えします。

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スライドと音響の準備

機材

今回のイベントでは、私たちe-city-pが持ち込んだノートPCを使って、PowerPointでスライドを制作しました。

会場となった江別市の野幌公民館では、PCの音を会場のPAシステムに繋げる必要がありましたが、会場スタッフが必要なケーブル類を貸してくれたので、準備はスムーズに進みました。ミニプラグでステージ外用のマイク端子に接続することで、スマートに音響をセットアップできました。

メインのPA側では、マイク端子に入るため、ゲインを切っておく方が良いと判断しました。

この辺りのノウハウは、野幌公民館を使う団体はたくさんあると思いますので、もっと体系化されて共有されてもいいと思います。
この辺りも将来的にはe-city-pが活躍できそうなジャンルです。

スライドには、いくつかサウンドを入れて、結果発表時の盛り上がりを演出しました。しかし、音響のオペレーターが他にいない状況だったため、手元で音量調整ができるように、小型のオーディオインターフェースを用意し、臨機応変に対応できるようにしました。この対策のおかげで、効果的な演出ができ、会場に笑顔が広がりました。

未来のイベントをもっと盛り上げるために

今回の経験を通じて、いくつか改善点も見えてきました。例えば、会場BGMとの接続にトラブルがあり、スマホやタブレットの音出し機材とケーブルの抜き差しをするしかなかったため、次回は小型のアナログミキサーを持ち込むと良いかもしれません。これにより、もっとスムーズに音響をコントロールできるでしょう。

また、e-city-pのメンバーがもう1~2名参加していたら、私たちの愛用するスイッチャー「ATEM Mini」を持ち込んで、インタラクティブなスライドや現場でのカメラ映像を取り入れることで、さらにダイナミックな映像演出が可能だったのではないかと思います。加えて、文化協会のCM動画を休憩時間に流すといった工夫も考えていました。これにより、会場全体の雰囲気がさらに盛り上がり、参加者ももっと楽しめるイベントになるでしょう。

藤田理事長

開式の挨拶をする藤田理事長

文芸を支える活動を続ける

今回のイベントを通じて、文芸文化の大切さと、それを支える人々の情熱を強く感じました。短歌や俳句、川柳といった文芸は、人々の心を豊かにし、知的な喜びを提供してくれる素晴らしい文化です。しかし、会員の減少が顕著であり、団体の維持が難しいという現実も見えてきました。

e-city-pとしては、こういったイベントのサポートを通じて、文芸文化を盛り上げ、多くの人々にその魅力を伝えていくことが重要だと考えています。お金のためではなく、情熱や好奇心で動く人々が集まることで、面白いアイデアや新しい風が生まれるものです。私たちe-city-pは、今後も技術的なサポートや演出の工夫を通じて、文芸文化の発展に貢献していきたいと思います。

まとめ

石狩管内郷土芸術祭文芸交流大会では、e-city-pの活動がイベントを盛り上げる一助となり、多くの笑顔を生み出すことができました。私たちの技術と創意工夫が、文芸をより親しみやすく、楽しいものにするためのサポートになったと感じています。これからもe-city-pは、地域の文化活動を支え、文芸の楽しさを広めるために積極的に活動していきます。次回のイベントでも、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!